2020年、今年も初期臨床研修医マッチングの季節がやってきた。

個々人のデータはマッチングに参加した本人のみがログインして見ることができる仕様になっているが、マッチング全体の資料は誰でも閲覧可能になっている。そのデータの中から、東京都内で二次募集が出ている病院をピックアップしてみた。

以下の表の通りである。(急いで作ったので、マジで問い合わせるときは自分で確認してね→元ページ)

ピンクの色は一般的な研修プログラムで、灰色になっているものは、特定の診療科に進むことが前提となっているような所謂「縛り付きプログラム」である。縛り付きプログラムは、研修科が特に定まっていない学生があまり選ばないプログラムなので、例年空きが出やすい。関係ないよ、って方が多いと思うので、灰色をつけさせて頂いた。

大学病院の一般的な枠で空きがあるのは東京女子医科大学、日本医大、帝京大学、杏林大学だった。これらの病院は例年二次募集があるので、例年と状況があまり変わらなかったと推測される。

また、市中病院で枠に空きがある病院は4病院あるが、これらの病院も例年少数空きが出て、二次募集が激戦区になることも少なくない。



こくろーは、実際に二次・三次募集で決まった病院で研修している同期・後輩を何人も知っているが、皆一様に楽しそうに都内研修医ライフを送っている。また、主に市中の人気病院では、医師国家試験結果判明後に不合格者による欠員が出ても、積極的には三次募集を出さない病院も珍しくない。(プライドかな?)そういったところに国家試験合格発表の日に突撃電話して、ギリギリ就職が決まった猛者にも実際会ったことがある。マッチングのシステム自体はソリッドなものだが、二次募集以降の研修医の就職先探しは意外とファジーである。


無事マッチングできた方、おめでとうございます! 卒試・国家試験に向けて頑張ってください!

残念ながらアンマッチになってしまった方も、むしろ二次募集・三次募集のチャンスということで、ぜひぜひ切り替えて頑張ってほしいです。むしろ一次マッチングした人より良い研修医ライフを送っている先輩もいっぱいいます。是非情報収集してみましょう! 陰ながら応援しております。



最後に、きよすけ・いかちゃんの去年の様子でも見てってください↓